このブログについて

自己紹介

えにあと申します。
そこそこ大手の金融系シンクタンクでSEをやっています。

日本のシステム開発では良くあることですが、仕事でコードを書くことはありません。
個人的な意見ですが、丸投げしかできないSEは不要と考えているので、独学でコーディング含めてシステム開発全般の勉強をしています。

 

 

ブログの概要

システム開発の勉強をすればするほど、仕事で見るシステムは設計もソースコードもシステム構成も何もかも「異常に複雑である」と感じます。そして、人間が読める量とは思えぬドキュメントがあります。

そんな仕事に携わっているせいか、少人数でメンテナンス可能なシステムを構築することに興味を持っています。

このブログでは、メンテナンスしやすいシステム開発に関して、私が学んだことを書いていきます。

主にTypescript、React関連を中心に書いていく予定ですが、設計(DDD/マイクロサービス)、マネジメント、大手SIerのあるある、などの記事も書くと思います。

システムに関係ない趣味の記事も書くかもしれません。

最初は超入門的な記事から始める予定です。

 

学びたいこと/書きたいこと

初級者の頃はサンプルコードのついている本で実際にコードを書いてみると思います。しかし、本にあるサンプル程度なら簡単に作れても、中規模のシステムになると途端に複雑になってしまいます。数の暴力はすさまじく、ファイルの数が増えたり、クラス内のメソッド数が増えたりするだけでも途端に全体を把握するのが難しくなるのです。

 

すると、今度はシステムの複雑さに立ち向かうために、DDD、クリーンアーキテクチャ、マイクロサービスといった設計の本を読み始めるのではないかと思います。
しかし、そのような中級者向けの本は難易度も高く、概念の話ばかりでサンプルコードもついていないので、実際にコードを書こうと思うと難しいものがあります。

 

私はそんなに難しいことを理解できる方でもないので、極一部の人間が理解できるシステムではなく、平均的な技術者が、容易に少人数でメンテナンスできるシステムの作り方を身に着けたいと考えております。

 

このブログでは、私が勉強しながら程々の規模の動くシステムを構築し、その過程を公開していきたいと考えています。構築過程で、解決策が思いつかない場合は皆さんからアイデアをいただけますと幸いです。

 

目標

最終的にはみんなで一つのOpenSourceプロジェクトを作れたら良いなと思っています。一般的なオープンソースですと、どのような設計になっているかの知識がないのでソースを読むのも一苦労です。

ですが、ブログの中で段階的に構築していくのであれば、全員がソースの中身を理解した状態で議論ができます。

自分自身に技量がないのに恥ずかしい話ではありますが、皆様と議論をしながら最高のソースコードを作りあげ、各自が仕事に活かせたら良いなと思っています。

 

と書きましたが、まぁこれはあくまでも最終目標です。