えにあです。 エンジニアの皆さん、技術情報をgoogleで検索する際、どのように検索してますか? 特に意識せずに検索しているでしょうか? そうであれば、今回のTipsによって今まで見つけられなかった貴重な情報を発見できるようになるかもしれません。
目次
英語で検索しよう
皆さんはGoogleに技術ワードを入力する際、日本語で入力しているでしょうか。 もしそうであれば、英語で検索することを強くお勧めします。
英語検索のメリットは3つあります。
1. 情報量が多い
英語で検索すれば海外の情報まで含めてヒットしますので、当然情報量が多いです。 例えばドメイン駆動設計の勉強をしていて、集約について調べる場合「DDD 集約」のように入力するでしょう。 その場合の検索結果はわずか66,000件です。
次に、集約の英語「Aggregate」を使って「DDD Aggregate」で検索してみます。58,600件見つかりました。 ざっと9倍程度の情報量になるわけです。
2. 情報が新鮮
残念ながら、最新の技術書がすぐに日本語化されることはないのが現状です。
例えば、2003年に出版された名著「エリック・エヴァンス」のドメイン駆動設計が日本語化されたのは8年後の2011年です。 結果として、最新の技術情報がインターネット上に広がるのも圧倒的に英語の方が早く、日本語で検索すると古い情報がヒットしてしまうことも多いのです。
昨今の技術は変化のスピードも速いです。 私の場合、フロントエンドの開発でReactを使っていましたが、ReactHooksなどの大きな変更もあり、1年前の情報だとまるで役に立たないことが多々ありました。
3. クラス名やメソッド名の参考になる
メソッド名や変数名は英語でつけるのが基本です。しかし、どんな名前を付ければ良いか悩んでしまうことも多いです。その際、英語で検索してみて、ヒットする件数が多い方を使うといった使い方をよくしています。
「java Class つけようと思っているクラス名」などで検索すると、「あまりこの名前は使われていないな」といった判断に利用できます。
英語Googleを使おう
ここまで、英語で検索するメリットをお伝えしましたが、単純に英語で検索するだけではメリットを最大限に生かすことはできません。
「DDD Aggregate」で検索した結果をもう一度見てみます。
結局、日本語の記事が一番上に出てきてしまっています。 詳細なロジックは分かりかねますが、Googleがどこの国からアクセスしているかを自動的に判定していて、日本からのアクセスでは日本語の記事を検索していることに起因しているようです。
これを回避するには、英語版のGoogleで検索する必要があります。 以下のURLでGoogleにアクセスします。 https://www.google.com/webhp?gl=us&hl=en&gws_rd=cr&pws=0
もう一度「DDD Aggregate」で検索してみましょう。 業界の巨匠Martin Fowler氏の記事が一番上にでてきますね。
さらに、検索結果も586,000件から629,000件に増えています。
結論
https://www.google.com/webhp?gl=us&hl=en&gws_rd=cr&pws=0をブックマークして、英語で検索する癖を身に着けよう。